2021-02-08 21:14:52
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正直に言いますとメカ、それもオリジナルのロボットを描くのは全くの初めて……でもないんですが、かれこれ10年以来でしょうか。
とりあえず参考資料だけなら(文字通りまさしく)山のようにあるので、おうちのプラモをいくつか手に取ってアレやコレやと。
DQN帝国のモデルパーツって言ったら、
・水陸両用機のグッチ
・空戦機のキャットム
今のところこの2種類だけですよね。
現状でDQN帝国に足りないのは何かと考えた結果、ガンダムで言うところのザクがいないじゃないか、と。
主人公達にポコポコ倒されるやられメカなんだけど、第1話でその圧倒的な巨体とそれに見合わぬ器用さを見せつけ、民間人達を震え上がらせ、最終局面ですら最前線を支える信頼と安定……そんな印象に残るだろうメカにしたい、と。
でもあまりメカメカしくしても、DQN帝国らしくない……こう、生物的で、なおかつ限りなくヒトに近い生き物……サル、はガンダムにもいるし(実在します、サルっぽいザクが)……
そうだ、リザードマンがいるじゃないか!
と言うわけで早速Google先生にリザードマンのイラストをお願いし、比較的簡単なリザードマンをベースに、色んな量産型の機体の意匠を混ぜてみる……
そしてひとまずの完成を見たのがこちら。
量産型メカと言う前提の上から生物的なデザインが見事マッチしました、その名も『マン・ドリザ』です!
丸い肩とか手の甲とかすごくガンダムシリーズの量産機っぽくも、足先とかマニピュレーター、そして頭部が実に恐竜っぽくなってます。
トカゲらしく、尻尾……テールスタビライザーが生えてます。
調子に乗って武器とかもデザインしました。
上から、アサルトライフル、ロケットランチャー、トマホーク、ラウンドシールドです。
シールド表面にはDQN帝国のマーキングです。
いやしかし、我ながらよく描き上がった方だと自画自賛してみます。
ぜひとも、モデルパーツの先駆者である達三マスターにご意見いただきたいです。
おまけ。
通常の三倍は速そうです。
こいつ一機で戦艦五隻が犠牲になります。
きっとパイロットは真っ赤な軍服で仮面を被っているでしよう。
「モデルパーツの性能の違いが、戦力の決定的差ではないことを、教えてやる!」とか言いそうです。
以下、設定になります。↓
MP-06
マン・ドリザ
全高:17.5m
本体重量:50.0t
DQN帝国軍によって開発されたモデルパーツで、軍隊における『歩兵』の役割と言うコンセプトによって、本機に求められたのは、あらゆる状況に対しても柔軟に対応可能な"汎用性"であった。
汎用性を求められただけあって、装備のバリエーションは特に豊富に揃えられ、簡単な換装のみで大気圏内外を問わない活動環境、対人から対艦攻撃、土木作業まで可能とする。
さらにはパーツもブロック単位で簡略化されているため、修復や整備も容易であり、緊急時には不要なパーツを切り離すことも可能。
機体のOSも可能な限り簡略化されており、モデルパーツの操縦訓練を受けていない者でも、ある程度であれば操縦可能であるが、敵勢力に鹵獲されると簡単に戦力化されてしまうと言う欠点も確認されている。
左右のマニピュレーターと二足歩行と言うヒトに近い構造を持ちつつも、重量バランスの安定のためのテールスタビライザーを機体後部に配置しているその様相は、『リザードマン』のようだと喩えられ、『マン・ドリザ』と言うコードネームを与えられ、正式採用された機体にはより"トカゲ"を意識した生物的な外装甲を持つ。
DQN帝国による、地球の鉱山採掘のための尖兵となって、マン・ドリザはその姿と脅威を地球人に知らしめるのだ。
武装
・アサルトライフル…歩兵が扱う突撃銃を、モデルパーツの大きさに合わせてそのままサイズアップさせたもの。セミオートとフルオートの2パターンの撃ち分けが可能。
・ロケットランチャー…アサルトライフルと同様、歩兵が扱うバズーカ砲をサイズアップさせたもの。弾速は遅いものの、絶大な破壊力を持つため、主に対艦攻撃や基地設備の破壊などに運用される。
・トマホーク…手斧型の格闘兵装。軽量でそれなりの打撃力を期待できるため、基地設備の破壊にのみならず、対モデルパーツ戦でも有効な攻撃手段である。
・ラウンドシールド…円形状のシールド。本体の前面装甲以上に頑強に作られており、砲撃や落石による衝撃から機体とパイロットを守る。
・テールスタビライザー…機体の後腰部に接続される、"尻尾"のようなスタビライザー。重力下では自重を支えるための"第三の脚"となり、宇宙ではフレキシブルスラスターとして機能するが、卓越した操縦技術を持ったパイロットであれば、振り回して"鞭"のように扱うことも可能。
大丈夫、勇者専用モデルパーツは、全身がミテミニュウム合金で出来ているので、マン・ドリザの装備程度では全く歯が立ちません。
それに、勇者側も鹵獲したマン・ドリザなどを改修した『マン・ドリザ改』(グレイズ改感)や、宇宙海賊からモデルパーツを"譲ってもらう"から、意外となんとかなります。