2021-02-22 20:25:35
|
コメント(11)
さて、これを描き上がるまでに何枚のB5用紙をゴミ箱に放り込んだか。
新品の消しゴムの1/4も消費し、シャー芯もほぼ一本使い、コーヒーと紅茶を飲んだ回数なぞ10回目を越えた辺りから数えるのをやめたほどの時間のモノを費やし、ようやくどうにか納得出来る形として出来上がりました。
勇者専用モデルパーツ(仮)から改め、
『MTMN-2021γ ミテミオン』、起動!
……うん、どう見てもガン○ムに勇○シリーズの意匠を一部取り入れただけです。
それでもオリジナルのメカです、そういうことでお願いします。
つまり、ストーリー中盤からみこみこはこれに乗って、マン・ドリザをバッサバッサと倒していきます。
ホントは白のワントーンにグレーの差し色を加えるだけの予定でしたが、それは主役メカっぽくない(サ○ライズの魂)ので、差し色にブリリアントブルーと、頭部のM字型アンテナと羽根飾りにイエローを加えました。
武装がこちら。
ビームライフルにビームサーベル、シールド、ガトリングガンになります。
で、以下は劇中設定になります。↓
MTMN-2021γ
ミテミオン
全長…18.0m
本体重量…28.5t
かつての星間宇宙戦争よりも遥か昔、『みてみん古代大戦』と呼ばれる、地球史上最悪の全滅戦争があった。
そのあまりにも凄惨に過ぎる戦争は、地球人口の3/4を失わせ、地球文明の一部が退化するほどであり、戦中でありながらも人類は既に疲れ切っていた。
人類に求められたのは、『単騎で戦局を覆す、絶対にして最強の武力』ただひとつ。
これを成し得ることが出来たのは、みてみん大陸にて採掘される地球一の硬度を持つレアメタル『ミテミニュウム』の存在を知る錬金術師だった。
当時の錬金術師達は、ありったけのミテミニュウムを掻き集め、それら全てを消費した上で"最強の兵器"を作り上げた。
それが、コードネーム・ミテミオン……全身をミテミニュウムの合金で覆い尽くした、鋼鉄の巨人である。
砲弾や魔術などを弾き返す超硬度の装甲、空を飛ぶ飛竜すらも叩き落とす推進力、既存の兵器を一瞬で焼き貫く武器など、ミテミオンは神の如き力を以てして、全ての兵器や邪悪な魔物を踏み潰し、焼き払ってみせた。
大戦が終結したその後、ミテミオンを作り上げた錬金術師達は、錬金術師によるコード解除と、勇者の血を引く者による認証が無ければ起動させられぬよう厳重な封印を施し、サキュウ古墳にて眠り奉られた。
それから数千年後、DQN帝国軍のモデルパーツを用いた跳梁跋扈を前に伝説の魔導兵器は、悠久の時を経て錬金術師イリエッティによって封印を解かれ、勇者の末裔たるみこみこの手で、再び地球に蘇る。
DQN帝国軍の主力機であるマン・ドリザよりも細身で華奢な外観だが、全身がミテミニュウム合金であるその装甲は、アサルトライフル程度では全く歯が立たないほどの堅牢さを持ちながらも、本体重量もマン・ドリザの凡そ半分、機体出力に至っては4倍から8倍ともされており、数千年前に開発されてもなお、攻撃力、防御力、機動力、全てにおいて現存するモデルパーツを遥かに上回る。
武装
・エナジーライフル…火と雷の二属性を超振動させることで生成される熱粒子を特殊な魔弾倉へと封じ込め、引き金を引くことで一定量を放出して放つライフル。マン・ドリザの装甲を一撃で貫通するほどの威力を持つものの、熱粒子の生成には時間が掛かる上に魔弾倉に封じ込められるエネルギー量も限られているため、一度の戦闘で十二回程度の射撃が限界である。
・イクスキャリバー…エナジーライフルと同様の熱粒子を、剣の柄のようなグリップから放出、集束固定させた近接武装。あらゆる物質を瞬時に焼き斬ることが可能で、マン・ドリザの装甲であれば刃の接触からわずか0.5秒で溶断する。
・シールド…前腕部のアタッチメントに固定される、ミテミニュウム合金製の盾。取り回しやすく、なおかつ極めて頑強。
・ガトリングガン…ナックル・バリー号の対空機銃をモデルパーツ用の武装として改造した実弾のガトリング砲。強力であるものの総弾数の少ないエナジーライフルを補う形で装備される。
まさに「ぼくがかんがえたさいきょうのロボット」です。
さいきょうのロボットなんですが、ライフルの弾数に難があったり、ちゃんと改修をしないと宇宙空間に対応出来ないとか、そう言う欠点も考えたくなるのは、大人になってしまった証拠でしょうか。